しもかわクリニック 院長は東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)医学部臨床教授であり総合内科専門医です。
内科全般を診療致します。
■風邪・発熱・頭痛・腹痛・花粉症など
■生活習慣病
(高血圧・高脂血症・糖尿病など)
■循環器
(心不全・不整脈など)
■呼吸器
(気管支喘息・肺炎・気管支炎など)
■禁煙外来
(現在行っておりません)
■睡眠時無呼吸症候群
*漢方をご希望の方はご相談ください。
脳の血管がつまる脳こうそくと破れる脳出血をまとめて脳卒中と呼びます。日本では脳卒中は癌、心臓病に続いて3番目に死亡率の高い病気です。幸い死を免れても寝たきりになる患者さんが大勢います。日本には約130万人の寝たきり患者さんがおりますが、その約3分の1は脳卒中が原因です。そして、血管に強い圧力をかける高血圧症はこの脳卒中の最大の原因です。アメリカで行われた臨床研究によると高血圧症を無治療で放置するとほとんどの方が10年以内に脳卒中や心筋こうそくで倒れます。逆に早期から血圧を適切にコントロールすれば、これらの病気をかなり予防できます。
健診で高血圧を指摘された場合、高血圧症かどうか見極めるには複数回の血圧測定が必要です。まずご家庭で血圧を測ってみることをおすすめします。自動血圧計(必ず上腕に巻くタイプのもの)をお求めになって起床時、昼食前、寝る前の血圧を測定してみてください。収縮期血圧(高い方)が135㎜Hg以上または拡張期血圧(低い方)が85㎜Hg以上の場合は高血圧症の可能性が高いので高血圧症の専門医(神経内科)にご相談ください。高血圧治療の第1歩は生活習慣の改善(定期的な運動、肥満・ストレスの解消、節酒、節煙、食塩摂取量を減らすなど)です。生活習慣の改善だけでは不十分な場合や生活習慣の改善が困難な場合には降圧薬を使います。その場合も早期から適切に治療すれば数年以内に降圧薬を止められることも多いのでちゅうちょなさらないでください。それよりも脳卒中になる方が断然恐いのです。また、降圧薬を使用する場合は血圧の適切なコントロールのためにご家庭での血圧測定が大切です。
そしてもしも「脳卒中かな」と思ったら、直ちに神経内科を受診してください。脳卒中は発症後短時間以内に適切な治療が開始されれば、決して治らない病気ではなく、後遺症も軽減できます。
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